precious life

この世に生まれて、そうしてみんないつかは卒業して行く。だからこそ人生は
" precious " !! (^-^)v

長い夜

雨音が 私のため息と 重なりあって

長い夜を 横たえている


久しぶりに コーヒーの似合う夜

ふと あなたの 香りがする・・・


もう秋

季節は確実に巡って行く

人の想いなど知らんぷりで


眠れない

そして 窓の外は雨


あなたを思い出す条件が

揃いすぎている 今夜

まるで

仕組まれた物語の中にいるような

錯覚に陥ってしまう


こんな夜

あなたは 一体 誰を想うの?


私には 長すぎる 夜

重たい 夜の空気の中で 朝を待つ 私 ー

ねぇ・・・

ねぇ 君 ボクは知ってるよ

もう ずっと前から

君のその こぼれるような笑顔の中の淋しさを

男の子にだってかまわず向かって行く強さの中に

ふと見せる弱さを


君は なぜ 弱さを押し隠そうとするの?

君は なぜ そこまで自分を変えてしまっているの?


ボクは知ってるよ

君の 誰よりも 優しい心を

時折見せる 誰よりも女らしい しぐさを


なぜ もっと 素直にならないんだい?

なぜ 差し伸べた手を振り切ろうとするの?


ボクは いつだって 君のこと 見てるんだよ

君の 唇を噛む癖だって

ほっぺたをつねる癖だって

ちゃんと知ってるよ

そして それが 多分 淋しさを押し隠しているんだね


ねぇ 君 いい加減にボクの気持ち 気づいてくれよ

ボクの視線をそらさないで


陽の光が 君のやわらかな髪を あまいろに染めて

ゆらゆら 揺らしているよ


・・・ねぇ 君 ボクは本当の君が知りたい

君が・・・好きなんだよ

November

誰もが

やり場のない淋しさを

押し隠して

生きているように見える頃・・・


もう 一生

満たされることのない

空虚な時が

私の心にあるのを

あなたは

気づいているのでしょうか・・・